明治安田生命 J1第13節
渡邉千真は、スタメンで出場。
強い雨が降る中で行われた一戦。
互いにシュートの少ない静かな展開が続いたが、ホームの広島が次第に攻撃のリズムをつかんでいく。
前半42分、左サイドに開いてボールを受けた柏が内側から追い越してきた佐々木にパスを送ると、PA内左で神戸の18歳ルーキーFW佐々木大樹に後ろから倒され、PKを獲得する。
同44分、キッカーを務めた青山が右足で豪快にゴール右上へ蹴り込み、先制してハーフタイムを迎えた。
雨脚が強まった後半も広島が主導権を掌握。
後半13分、MF柴崎晃誠の落としから、PA手前中央の青山が右足でカーブをかけたミドルシュートを放つ。
神戸は前半からボール支配率こそ上回るが、効果的な攻撃には結び付かない。
後半34分には最後のカードを切り、高卒ルーキーMF郷家友太との交代で前節・FC東京戦(0-0)で復帰したFWレアンドロを投入。
2016年のJ1得点王の攻撃力に賭けたが、GK林卓人のビッグセーブにも遭い、ゴールを奪えず。
逆に同アディショナルタイム3分にカウンターからFWティーラシンのパスを受けたパトリックに3戦連発となる今季8得点目を許し、0-2で完敗。
神戸は、2試合ぶりに黒星を喫し、4戦勝ちなし(2分2敗)となった。
試合結果 広島2-0神戸