明治安田生命 J1第5節

明治安田生命 J1第5節

By |2018-03-31T08:41:28+00:002018-03-31|

明治安田生命 J1第5節

渡邉千真は、ベンチスタート。

前節・C大阪戦(○2-0)で今季初勝利を挙げた神戸は、柏と同じ4-2-3-1のフォーメーション。

高卒ルーキーのFW郷家友太(青森山田→神戸)を2列目右サイドで先発させ、J2年目で今季からキャプテンを務めるMFルーカス・ポドルスキはトップ下に入った。

神戸のポドルスキは時にボランチの位置まで下がって配給役に。

しかし、ともにチャンスらしいチャンスがないまま時計の針は進んでいく。

神戸もシュートまで持ち込めず、36分にはセットプレーの流れから郷家がボレーシュートを狙ったが、ボールはクロスバーを大きく越えてしまう。

それでも、前半終了間際には柏が立て続けに決定機をつくる。

39分、神戸が自陣でパスを回している場面でセンターバックのDF渡部博文がコントロールミス。

その隙きをついて伊東がインターセプトすると、GKとの1対1を迎えてシュートを放ったが、ゴールポストのわずか左にそれてしまう。

後半に入ると神戸は左サイドからシュートを重ねる。

6分、左サイド敵陣深い位置まで切り込んだFW田中順也が中央に入れたボールを郷家が落とすと、ペナルティエリアまで上がっていたMF藤田直之がシュートするが、柏守備陣が体を張ってゴールマウスまでボールを飛ばさせなかった。

さらに10分、ポドルスキが左サイドに流れて田中、DF橋本和とパス交換すると最後は橋本のクロスを三田がトラップから反転してシュートまで持ち込んだが、クロスバーのわずか上へそれてしまう。

23分、柏 江坂のボールをハーフウェイライン付近で受けた伊東がドリブルで瞬く間に神戸ゴール前まで持ち上がると、中央に切れ込む。

左足で狙いすましたシュートはゴール左下に吸い込まれ、柏が均衡を破った。

失点の前にMF小川慶治朗を投入していた神戸は、さらにFWハーフナー・マイクとMF松下佳貴を同時にピッチに送り込む。

すると直後の29分、藤田の左CKをニアサイドの田中がヘディングで合わせて試合を振り出しに戻す。

同点となってからは打ち合う展開に。

そして迎えた41分、柏はクリスティアーノの浮き球にDF小池龍太が抜け出し、ゴール中央へ折り返す。

途中出場のFW山崎亮平のシュートはGKキム・スンギュの好セーブにあったが、左サイドにポジションを移していた伊東がこぼれ球を押し込んで2-1、柏が勝ち越しに成功した。

アディショナルタイムにはポドルスキのボレーシュートが枠をとらえたが、GK中村がセーブし同点弾を許さず、柏が2-1で3試合ぶりの勝ち点3を獲得した。

次戦は来週4月4日、ルヴァン杯を戦う神戸は敵地で湘南と対戦する。

試合結果 柏2-1神戸