明治安田生命 J1第20節 FC東京-神戸 [味スタ]
渡邉千真は途中出場。
夏休み真っ只中に開催されるJ1ナイトゲーム。
神戸に加入したMFアンドレス・イニエスタの効果もあって、チケットは前売り段階で完売。
スーパースターは一時帰国していた影響で欠場となったが、味の素スタジアムにはFC東京の味の素スタジアムでのリーグ戦史上3番目となる4万4801人の大観衆が詰めかけた。
神戸はFW大槻周平とFWウェリントンの2人をスタメン復帰。気温32.4度、湿度63%の蒸し暑さの残る中、18時のキックオフを迎えた。
緊張感のある静かな立ち上がりとなった。
前半11分にFC東京が太田が蹴った左CKをニアでDFチャン・ヒョンスが頭で合わせるが枠外に外れる。
互いに体力を温存するかのように、大きな動きのないまま、前半をスコアレスで折り返すことになった。
後半、局面を変えるべく先に動きを見せたのは神戸だった。
大槻に代えてFW渡邉千真、増山に代えて岐阜から加入したばかりのFW古橋亨梧を投入。
一気の2枚替えで先制点を奪いに行き勝負に出る。
こう着状態のまま試合は終盤まで突入。
するとまたもこの男が千金弾を決める。
後半45分、ゴール前にドリブルで持ち込んだFWディエゴ・オリヴェイラが相手を引き付けて右サイドにパス。
これを受けたリンスが右足で豪快に蹴り込み、決着をつけるゴールを奪う。
“仕上げのリンス”の2試合連続決勝点で、FC東京が連勝を飾った。
2位のFC東京がホームで5位のヴィッセル神戸に1-0で勝利し、上位対決を制した。