明治安田生命 J1第10節
渡邉千真は、スタメンで出場。
神戸は21日の名古屋戦(3-0)から先発3人を入れ替えた。
DF那須大亮が開幕戦以来9試合ぶりに先発したほか、FW郷家友太が3試合ぶりに先発。
プロ2年目のMF安井拓也がリーグ戦初先発となった。
鹿島は前半から主導権を握り、神戸陣内に攻め込むが、なかなか決定機をつくれない。
すると神戸が少ないチャンスを生かした。前半34分、右サイドでボールをキープしたFW渡邉千真からMF藤田直之を経由してPA左手前でフリーのMFルーカス・ポドルスキがボールを受ける。
慌ててDF植田直通が最終ラインを飛び出してプレッシャーをかけるが、ポドルスキはタイミングをずらした山なりのクロスを上げ、斜めの動きでDF小田逸稀の背後を取ったFW三田啓貴がヘディングシュートを流し込んだ。
1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりから鹿島が反撃に出る。
中3日で連続先発の内田も果敢なオーバーラップを見せ、立て続けにクロスを供給するが、得点にはつながらない。
神戸は後半7分、安井に代えてFW大槻周平を投入。
大槻は右サイドに入り、三田がボランチにポジションを下げた。
それでも鹿島ペースは変わらず、後半10分、カウンターからレオ・シルバがドリブルで運び、右サイドのスペースにスルーパス。駆け上がってきた内田が右足ワンタッチでグラウンダーのクロスを入れると、GKが弾いたこぼれ球を鈴木が頭で押し込んだ。
1-1と試合は振り出しに戻り、神戸ベンチが積極的に動く。
後半16分、郷家に代えてFWウェリントンを投入すると、同21分には渡邉に代わってMF田中順也がピッチへ。
交代枠を使い切り、3トップは右から大槻、ウェリントン、田中に変化した。
終盤も鹿島が神戸陣内に攻め込み、神戸がカウンターを狙う展開が続いたが、互いに勝ち越しゴールは生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
試合結果 鹿島1-1神戸[カシマ]