明治安田生命 J1第6節
渡邉千真は途中出場。
前半はなかなか決定機を作り出せなかった神戸。
後半7分にペナルティーアーク右手前の絶好の位置でFW郷家友太がFKを獲得すると、MFルーカス・ポドルスキが左足で強烈なシュートを放つ。
しかし、GK東口順昭に左手一本で弾き出され、先制点とはならなかった。
後半10分、倉田の縦パスをFW長沢駿がダイレクトで前線に流し、FWファン・ウィジョが抜け出して右足を振り抜く。
右ポストの跳ね返りに反応した食野が無人のゴールに蹴り込んだが、わずかにゴール左にそれてしまい、絶好のチャンスを逃した。
神戸ベンチも動く。
後半20分に郷家とMF三原雅俊が交代。
25分には、FW田中順也を下げてFW渡邉千真を投入。
G大阪が押し気味もスコアが動かないまま試合は終盤に。
神戸は後半39分、最後の交代カードでDFティーラトンに代えてDF橋本和を投入する。
アディショナルタイム1分には、PA左からポドルスキが左足アウトでクロスを入れ、MF三田啓貴が渾身のヘディングシュート。
GK東口は止められず、決まったかと思われたが、カバーに入っていたDFファビオにライン上でクリアされた。
しかし、決勝点は後半アディショナルタイム5分に生まれる。
MF藤田直之が右サイド深くへスルーパスを送ると、DF藤谷壮がライン際からマイナスに折り返す。
ニアの渡邉千真がスルーし、FW大槻周平が左足で流し込み、これが決勝点。
神戸が土壇場で均衡を破り、1-0で劇的勝利をおさめた。
試合結果 G大阪0-1神戸